【スプレッドシートで簡単設定】Twitter自動投稿ツール
ツールの概要
今回はシンプルな「Twitter自動投稿ツール」を開発しました!
本ツールでは、スプレッドシートに書き溜めたツイートの文章を「ランダムに配信する方法」と「上から順次配信していく方法」の2種類から自動ツイートを実行することができます。
自動ツイートの頻度も「1日に1回特定の時間に配信」や「1時間ごと」など柔軟に設定することが可能です。(頻度が多すぎるのは、逆効果かもしれませんが…)
Twitter運用における仮説検証のための行動量の担保を実現できるツールです。集客などでTwitterを利用されている方にオススメです。
Twitter自動投稿ツールの3つのPOINT
- POINT1:配信方式を「ランダム配信」または「上から順に配信」の2種類から選択可能!
- POINT2:自動ツイートの頻度も柔軟に設定することもできる!
- POINT3:スプレッドシートにツイート文を書き貯められるから、文章の微調整もしやすい!
Twitter自動投稿ツールのご利用方法
STEP1:ご購入されたGoogleスプレッドシートをコピー
ご購入いただいたGoogleスプレッドシートは安全のため、閲覧権限のみに制限しています。
スプレッドシートのツールバーにあります「ファイル」→「コピーを作成」で編集権限のあるコピーシートが作成されます。
コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。
STEP2:TwitterAPIの情報を取得し、「設定シート」に貼り付け
本ツールはTwitterAPIを利用しているため、TwitterAPIの利用に必要な情報(API KeyおよびAPI Key Secret)が必要となります。
<TwitterAPIの利用に必要な情報の取得及び設定手順>
1:TwitterAPIの利用するアカウントの用意
TwitterAPIを利用するためには、下記の3つの条件をクリアする必要があります。
- 公開されているアカウントであること(鍵付きのプライベートアカウントは利用不可)
- メールアドレスがアカウントに登録されている
- 電話番号がアカウントに登録されている
2:Twitterデベロッパーページにアクセスし、APIを利用したいTwitterアカウントでログイン
3:ページ右上の「Create an App」をクリックし、次のページから続く入力項目を入力を進める
4:作成したAppの「Keys and tokens」画面で下記2点を取得し、コピーしておく。
- API Key
- API Key Secret
5:「User authentication settings」の編集画面で、下記2点を設定
- App permissionsの設定を「Read and write」に設定
- 「Callback URI / Redirect URL」に下記を設定
https://script.google.com/macros/d/{プロジェクトのスクリプトID}/usercallback
※プロジェクトのスクリプトIDは本ツールのメニュー「スクリプトID表示」を実行すると表示されます。
6:TwitterAPIの利用に必要な情報を取得しましたら、本ツールの「設定シート」の「API Key」および「API Key Secret」にそれぞれ値を貼り付けます。
STEP3:本ツールのメニューから「アカウント認証」を実行し、表示されるリンクをクリックして認証手続きを進める
STEP4:「tweetリストシート」にて自動配信したい文章を記入
次に本ツールの「tweetリストシート」にて、自動配信したいツイートの文章を書き貯めていきます。
※最新Tweet日については自動で更新されますので、記入する必要はありません。
STEP5:「設定シート」にて「配信方式」をプルダウンから選択
本ツールでは、自動ツイートを配信する方式として「ランダムに配信する方式」と「上から順に配信する方式」の2種類を用意しています。ご自身のご希望に合う配信方式を選んでください。
- ランダム配信
STEP3のtweetリストシートにて書き溜めたtweet文章の中から、ランダムにtweet文章をピックアップし、配信していきます。
- 上から順に配信
STEP3のtweetリストシートにて書き溜めたtweet文章を上から順に配信していきます。
STEP6:自動ツイート配信の頻度を「トリガー」で設定
最後に自動ツイートを配信するための頻度を「トリガー」で設定していきます。
トリガーの設定方法については下記の手順に従って設定してください。
<トリガーの設定方法>
STEP1:ツールバーの「拡張機能」から「Apps Script」をクリック
STEP2:Apps Scriptの左側メニューから「トリガー」をクリック
STEP3:画面右下の「トリガーを追加」をクリック
STEP4:トリガー追加画面にて下記を設定&右下の「保存」をクリック
- 実行する関数を選択:DoTweetを選択
- 実行するデプロイを選択:Head
- イベントのソースを選択:時間主導型
- 時間ベースのトリガーのタイプを選択:お好みの頻度を設定してください。
ご利用上の注意点
- 本ツールを利用するためには、Googleアカウント、Twitterアカウント、TwitterAPIの利用権限が必要になります。
- 本ツールを利用することで発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
- 本ツールは初回利用時、トリガー設定時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。