Webサイト自動監視ツール※異常検知アラート機能つき

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最終更新日:
2022/08/16
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ツールの概要

ECサイトやメディアサイト、WebサービスなどWebを組み合わせたビジネスでは、Webサイトが安定的に稼働していることが非常に重要となります。

Webサイト(サーバー)がダウンした直後にタイムリーに対処ができない場合、販売機会の損失や、ユーザーの離反、検索順位の下落など様々な悪影響を被るリスクがあります。

しかし、Webサイトを24時間365日人力で監視することは現実的ではありません。

今回はこのようなWebサイト監視を自動化できる、Webサイト自動監視ツールを開発しました。

このツールを利用すれば、事前に登録したWebサイトを24時間365日自動で監視することができ、異常があった場合に、異常検知アラートをメールで受け取ることができます。

監視するサイトは単一のWebサイトだけではなく、複数のWebサイトを監視することができる仕様となっています。

本ツールを利用する上で、プログラミングの知識は必要ありません。多くの方に利用いただけるよう、エクセルやスプレッドシートを利用した経験が少しでもある方であれば、簡単に操作することができる仕様にしております。

Webサイト自動監視ツールの3つのPOINT

  • POINT1:複数のWebサイトの稼働状況を24時間365日自動で監視!
  • POINT2:異常を検知した場合、アラート通知をメールで受け取ることが可能!
  • POINT3:入力とクリックのみ!初心者でも安心の簡単操作

簡単3STEP!Webサイト自動監視ツールのご利用方法

STEP1:ご購入されたGoogleスプレッドシートをコピー

https://assets.st-note.com/img/1660184370737-rSt5OD0kf0.png?width=800

購入されたGoogleスプレッドシートは安全のため、閲覧権限のみに制限しています。

スプレッドシートのツールバーにあります「ファイル」→「コピーを作成」で編集権限のあるコピーシートが作成されます。

コピーシートにはプログラムも一緒にコピーされますので、コードを編集する必要性は全くありませんので、ご安心ください。

STEP2:「監視ステータス」シートにて、監視したいWebサイトURLを入力

https://assets.st-note.com/img/1660184377775-5yYk6aJLQF.png?width=800

本ツールの「監視ステータス」にて、監視したいWebサイトURLを入力します。

監視したいWebサイトのURLの数は特に制限はありませんが、仕様している技術「Google Apps Script」の制約もありますため、下記が推奨となります。

※参考:監視対象WebサイトのURL登録数の目安

▼5分ごとにWebサイトを自動監視したい場合

・Google Workspaceユーザー:300サイト

・通常ユーザー:60サイト

▼1分ごとにWebサイトを自動監視したい場合

・Google Workspaceユーザー:60サイト

・通常ユーザー:12サイト

また、監視対象のWebサイトで異常を検知した場合にアラートメールで通知をしたい場合には、「異常発生時の通知先メール」を入力してください。

STEP3:自動監視の頻度を「トリガー」で設定

最後に自動監視する頻度を「トリガー」で設定します。

例えば、5分に一回Webサイトの稼働状況を確認するのか、1分に一回Webサイトの稼働状況を確認するのかなどWebサイトの稼働状況を確認する頻度を設定することができます。

トリガーの設定方法については下記の手順に従って設定してください。

<トリガーの設定方法>

1:ツールバーの「拡張機能」から「Apps Script」をクリック

https://assets.st-note.com/img/1660184412857-vGMlSqZr3Z.png?width=800

2:Apps Scriptの左側メニューから「トリガー」をクリック

https://assets.st-note.com/img/1660184422540-A1CNVCdDGb.png?width=800

3:画面右下の「トリガーを追加」をクリック

https://assets.st-note.com/img/1660184431625-SWFIwScDkM.png?width=800

4:トリガー追加画面にて下記を設定&右下の「保存」をクリック

https://assets.st-note.com/img/1660184443499-oqZUeYi55n.png?width=800

  • 実行する関数を選択:monitorWebsitesを選択
  • 実行するデプロイを選択:Head
  • イベントのソースを選択:時間主導型
  • 時間ベースのトリガーのタイプを選択:分ベースのタイマーを選択
  • 時間の間隔を選択:「1分おき」 or 「5分おき」がおすすめです。

【TIPS:手動でチェックする場合】ツールバーの「メニュー」より「監視を実行」をクリック

https://assets.st-note.com/img/1660184463177-yxDC07rc4b.png?width=800

ツールバーに本ツール独自の「メニュー」も用意しております。手動でサイトの監視を実行したい場合、「メニュー」より「監視を実行」をクリックしてください。

監視を実行すると、それぞれのWebサイトに関するステータスが「監視ステータス」の「ステータス列」に表示されます。

https://assets.st-note.com/img/1660184489629-ZFFFwkxDTP.png?width=800

また、「異常発生時の通知先メール」にアドレスが入力されている場合、ステータスが「異常」の場合に、アラート通知メールが送信されます。

https://assets.st-note.com/img/1660184479899-olSVdTG8sV.png?width=800

【補足】監視の実行結果について

本ツールを利用して監視をした結果、Webサイトのステータスは下記の4種類に分類されます。

  • 正常・・・正常のWebサイトが稼働しています。
  • URLが見つかりません・・・指定されたURLは存在していません。
  • 異常・・・Webサイトの稼働に問題があります。
  • 不明・・・その他の問題です。

本ツールでは、ステータスが「異常」の場合に、アラート通知メールが送信される仕様となっています。

ご利用上の注意点

  • 本ツールを利用するためには、Googleアカウントが必要になります。
  • 本ツールを利用することで発生した問題の責任は負いかねます。事前に使い方をテスト、理解した上で、ご利用ください。
  • 本ツールはGoogleAppsScriptという技術を用いて開発したツールです。GoogleAppsScriptには一部利用の制約があります。監視するWebサイトの対象が多すぎる場合や、監視のインターバルが短い場合、制約に引っかかる可能性があります。予めご了承下さい。
  • 本ツールは初回利用時、トリガー設定時に「認証・許可プロセス」が発生します。認証・許可を下記の記事を参考に進めて下さい。
  • ツールおよびプログラムの著作はGASラボにあります。無断での転載・配布やソースコードのコピーは禁止しております。
  • 本ツールは処理時間に上限があります(約6分)。そのため、監視するサイトが多数の場合には、処理を完了できない可能性もあります。監視するサイト数を減らすなどして調整してください。

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