書類自動発行(非公式)|Googleフォームの回答を書類PDFにしてメールで送る
Googleフォームに申し込みや問い合わせが届いたら、Googleドキュメントで作った書類のひな形に回答を差し込んでPDFにし、回答者にメールで送ります。
こんな方に
- 教室・サロン・小さな事業者で、Googleフォームで申し込みを受けている方
- 申し込みのたびに、受付票や控えを手で作って送っている方
- 「フォームの回答をPDFにして自動で送りたい」けれど、プログラムは書けない方
できること
- 回答を、ひな形の {{質問名}} と書いた場所に差し込み、PDFにしてGoogleドライブに保存します
- PDFを添えたメールを回答者に送ります(件名・本文にも {{質問名}} が使えます)
- 受付番号(例: R-20260927-001)を日ごとの連番で付けます
- 発行した記録を「発行ログ」シートに残します
- 設定のまちがい(フォームに無い質問名、共有されている保存先フォルダなど)を、ボタン1つで確かめます
送る前に確かめられる・失敗したら知らせる
- 最初は「確認」モードで動きます。回答者には送らず、届くはずのメールの見本とPDFが、あなたにだけ届きます
- 回答の編集などで同じ回答がもう一度処理されても、二重には送りません
- エラーのときは、件名が [要対応] で始まるメールで必ず知らせます。直したあと、メニューから発行し直せます
- 承認の画面で権限のチェックが一部外れていても、黙って止まりません。足りないまま回答が届いたら発行せず、「発行ログ」に理由を残し、スプレッドシートを開いたときに知らせます。許可したあと、止まっていた回答をメニューから発行できます
- Gmailの受信メールを読む権限は求めません(メールは送信専用の仕組みで送ります)
- 回答を作者や外部のサーバーに送ることはありません。あなたのGoogleアカウントの中だけで動きます
導入(購入後)
はじめての設定は15〜30分ほどです。
1. ドライブに複製された「書類自動発行 v1.1」の名前とアドレスを確かめておきます
2. 使いたいGoogleフォームの編集画面で「回答」タブ →「スプレッドシートにリンク」→「既存のスプレッドシートを選択」で、複製された「書類自動発行 v1.1」を選びます(回答のシートが追加されます)
3. 書類のひな形を作ります。Googleドキュメントを新しく作り、差し込みたい場所に {{質問名}} と書きます。質問名はフォームの質問の文字とまったく同じにします。{{受付番号}} と {{回答日時}} も使えます
4. PDFの保存先にするフォルダをGoogleドライブに作ります。共有は「制限付き」(自分だけ)のままにします
5. 「書類自動発行 v1.1」で「拡張機能 → Apps Script」を開き、上の関数名が「はじめに」になっていることを確かめて「▶ 実行」を押します
6. 権限の確認 → アカウントを選ぶ → 「このアプリは Google で確認されていません」と出たら「詳細」→「(プロジェクト名)(安全ではないページ)に移動」→ 権限の一覧で「すべて選択」(チェック欄は最初は空のことがあります。すべてにチェックを入れてください)→「続行」(自分で動かすスクリプトでは必ず出る画面です)
7. スプレッドシートを読み込み直すと、メニューに「書類自動発行」が出ます。「① 設定シートを作る」を押すと、「設定」「発行ログ」のシートができます
8. 「設定」シートの1行目にひな形のドキュメントのURL、2行目に保存先フォルダのURLを貼り、「② 設定を確認する」で「直すところはありません」と出るまで直します
9. 自分でフォームに1件回答し、回答シートでその行を選んで「③ 選んだ回答でテスト(自分にだけ届く)」。届いたPDFとメールの見本を確かめます
10. 「④ 自動発行をオンにする」。しばらく確認モードで様子を見て、良ければ「設定」の送信モードを ▼ から「送信」にします。確認モードの間に届いた回答は、その行を選んで「⑤ 選んだ回答で発行し直す」で送れます
設定シートのおもな項目
- メールアドレスの質問名: 回答者のアドレスが入る質問の名前(初期値「メールアドレス」。フォームで「メールアドレスを収集する」を使うと、この名前の列ができます)
- ファイル名: PDFのファイル名(初期値 {{受付番号}}_{{お名前}})
- メールの件名・本文、送信者名、通知先(空欄ならこのGoogleアカウント)、受付番号の頭文字
動作確認
- 無料のGoogleアカウント(gmail.com)で、フォームの送信 → PDF作成 → 回答者へのメール、確認モード、エラー時の通知までを確かめました(2026年9月27日)。フォームの送信から回答者にメールが届くまで、1件あたり10秒ほどでした
- (v1.1、2026年10月10日)「メールを送る」の権限だけ外して承認した状態でフォームに回答し、発行せずに「発行ログ」に理由を残して止まり、開いたときに知らせること、許可したあとに⑤で発行できることを確かめました
動作環境・制限
- パソコンのブラウザで設定します(スマートフォンでは設定できません)
- 学校や会社のGoogleアカウントでは、管理者の設定によって使えないことがあります
- Googleの上限により、無料のGoogleアカウントでは1日に送れるメールの宛先が100件までです(Google Workspaceは1,500件)
- ひな形はGoogleドキュメントに限ります(Word・PDF・スプレッドシートは使えません)
- Google の失敗のお知らせメールは、Gmail の迷惑メールに入ることがあります。迷惑メールのフォルダも見てください
ご注意
- 個人が作った非公式のツールです。Googleとは関係ありません
- 回答者が打ち間違えたアドレスには、そのまま届いてしまいます。フォームの「設定」→「回答」→「メールアドレスを収集する」を「確認済み」にすると、回答者のGoogleアカウントのアドレスが使われ、打ち間違いが起きません(回答者にGoogleへのログインが必要になります)
- 送信モードに切り替える前に、確認モードで内容を必ずお確かめください
- ご購入いただいた方ご本人(または自社)での利用に限ります。再配布・転売はご遠慮ください